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オーラルフレイルって?

最近、高齢者の健康や介護予防の話題などで、「オーラルフレイル」という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。オーラルは英語で「口腔」、フレイルは「虚弱」という意味で、食事の時に食べこぼすことが多くなった、固いものが噛めなくなった、むせることが増えた、滑舌が悪くなったなど口腔機能の軽微な低下や食の偏りなどを含む、身体の衰え(フレイル)の1つで、全身の衰えと大きく関わっています。このオーラルフレイルは、健康と機能障害との中間にあり、早めに気づき適切な対応をすることでより健康に近づくことができます。年を重ねるに従って徐々に体力が低下したり、筋力が落ちて足腰が弱くなる、そうした状態の変化を「フレイル」と言いますが、その筋力の低下には口腔機能の低下が深く関わっている可能性があると言われています。つまりオーラルフレイルが発端となり全身の虚弱な状態を招く、という考え方です。具体的には、歯や口腔の健康をおろそかにすると、食べ物を噛む力や舌の動きが悪くなり、うまく噛めない食べ物が増え、十分な栄養が摂れなくなることがあります。また、滑舌が悪くなったり、話しにくくなるなどの理由で、人との交流を避けるようになり、その結果、活動量が減り、家に閉じこもりがちな生活を送るようになり、筋力の低下につながり、さらに生きがいまで失ってしまうという負の連鎖を招く可能性があるのです。したがって、「フレイル」の予防のためには、足腰のトレーニングに加えて、歯や口腔機能の予防にも取り組むことが大切です。